台湾のベジタリアン

台湾はベジタリアンが多いことはご存じでしょうか。
人口のおよそ13%、300万人ほどがベジタリアンと言われています。
2017年CNNがThe best cities for vegans around the worldではニューヨークやロサンゼルスなどと並んで、ベジタリアンに優しい街として台北も紹介されました。


街中にはベジタリアン専門店を簡単に見つけることができますし、専門店でなくてもベジタリアン用のメニューを準備していることは珍しくありません。

一般的にベジタリアンは地球・環境保護、動物愛護の観点から、健康に気を付ける観点からと大きく二通りに分かれますが、台湾ではこれ以外に宗教的な理由からの人も多くいます。
ベジタリアン食と聞くと、肉魚卵乳製品を使わない食事を想像するかと思いますが、宗教によるベジタリアンはこれに加えて五葷菜と言われるネギ類、ニンニク、エシャロット、ネギ、ニラと言ったいわゆる辛味やにおいがある野菜も食べることができません。

2020年11月にファミリマートはアメリカ大手の植物由来の代替肉を扱うビヨンドミート社の冷凍ハンバーグを販売しました。


ベジタリアンブームを受け、台湾市場で代替肉は好印象で、売上げは2030年には850億米ドルに達すると予想されています。
現在、ファミリマート400店舗のみでの扱いですが、今後、台湾全店での扱いを目標としています。

また、台湾では定期的にベジタリアン食(素食)に関する展覧会も行われており、
今年(2021年)は台北101で9月24日から27日まで開催される予定です。


台湾のベジタリアン食に興味がある方はぜひ弊社にお問い合わせください。

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