2021年1月〜4月の海外の調理加工食品の輸入額が増加しているとの記事を台湾のネットニュースで見たので記事にします。
上記期間の輸入額は9.1億USドルと、前年比超えし過去最高の輸入額となりました。昨年比12.8%の増加です。
台湾財政部は近年の惣菜類の輸出入を分析するための統計速報を発行しました。惣菜類には、肉、水産物、野菜と果物の調製品、
砂糖とキャンディー、ココアとココア製品、シリアル、粉末、でんぷんまたは調理乳製品、パン類、その他の加工食品。
輸入額では、台湾の輸入額は2017年から25億ドルを超え、2018年には26億ドルに達しました。2019年と2020年には、
輸入額は2年連続で減少しました。しかし、今年の1月から4月にかけて、惣菜の輸入は9億1,000万米ドルとなり、前年同期の12.8%増と過去最高を記録しました。
主要な輸入国を見ると、米国は惣菜類の最大の輸入国であり、そのほとんどが患者向けの特別栄養食品と高タンパク質配合栄養食品の輸入であり、
2番目に大きい輸入国は調味料を使用する日本となっています。日本はお菓子類の輸入が大きな割合を占めています。その次にタイが3番目に多く、サトウキビなどの精製糖が輸入されています。
長期的に見ると、2011年から2020年にかけて、1位の米国と3位のタイからの惣菜の輸入比率は低下傾向にあり、日本からの輸入比率は着実に増加しているほか、韓国もトレンドに牽引される形で
インスタントヌードル等の輸入が増加しています。韓国からの調理済み加工食品の輸入比率は、2011年の2.5%から昨年は5.8%、2021年の4月1日には6.5%へと上昇を続けており、
中国と並び調理済み加工食品で4番目に大きい国となっています。日本もまだまだ負けてられませんね。
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