台湾のスーパーマーケットが22年連続売上増(2024年業界売上予想)


台湾経済部の統計によると、台湾のスーパー業界は22年連続で成長を続けており、2024年には売上高が2,500億元を超えると予測されています。

新型コロナウイルスの影響を受けた2020年から2022年には、消費者の生活必需品の需要増加やオンラインショッピング、配送サービスの拡充により、平均年間成長率は6.4%に上昇しました。2023年はパンデミック後の外食需要の回復や前年の高い基準値の影響で、成長率は1.0%に鈍化したものの、2024年1月から7月までの累計売上高は前年同期比で5.3%増加し、前述の通り年間売上高が2,500億元を超える見込みです。

台湾の店舗あたりの平均売上高を比較すると、2023年の台湾のスーパーの売上は1店舗あたり1.08億元(約5億円)で、過去5年間(2019年から2023年)の年間平均成長率は4.2%となっています。

2022年のデータでは、台湾スーパーでは家庭用品や医薬品、化粧品、清掃用品の割合がそれぞれ10%以上を占めており、多様な商品構成で顧客ニーズに応えています。これに対し、日本では食品の割合が79.6%と高く、非食品カテゴリーの割合は低めです。

出典:台灣経済部統計處 20240915記事引用

食品はもとより、非食品カテゴリーについても台湾展開を検討されている企業の皆様はスーパーもターゲットにしてみるも良いのではないでしょうか。

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