お茶の本場台湾における日本茶の可能性

 

台湾の統計省によると、2019年の実績で台湾のお茶の輸出量は10,000t、輸出額は1億2,000万米ドルに達したと発表されています。
ただし2020年上期はコロナの影響もあり輸出価格と量は、昨年の同時期と比較して約26%も減少しました。
対して、台湾の海外からのお茶の輸入量は2014年に30,000tを超えたものの、しばらく横ばいが続き、2020年の8月1日時点では約2万トンの輸入に落ち着いています。そのような状況の中でも日本からの輸入量は前年比で20.7%増加しており、台湾における日本茶の認知と人気ぶりがうかがえます。
台湾茶の輸出に関する主な市場は中国と米国となっています。中国とは両岸経済協力枠組協定(ECFA)の「早期関税引き下げ対象製品リスト」に含まれていたこともあり、 2012年以降、中国向けには関税がゼロとなったため、輸出量に増加が見られました。2020年8月時点で輸出全体の37.2%を中国が占め、2009年と比較して14.5ポイント増加しました。同月時点の米国への輸出量は輸出全体の16.8%を占めています。

お茶の種類は発酵と加工の程度で区別されます。台湾の輸入は主に紅茶等の完全発酵茶が約46%を占め、そのほとんどはスリランカから輸入されています。対して輸出のほとんどが部分発酵茶です。そのうち約40%が贈答用の高価なお茶の用途となっています。

日常的に楽しまれており、お茶の文化が根付く台湾だからこそ、日本の茶葉を台湾に展開する際には、消費者の用途を見極めた戦略が必要となりそうです。

 

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