2021年コロナ禍での食生活、飲食業界の変化

2020年はなんとかウィルスを抑え込んだ台湾。国内感染が落ち着いていた2021年4月頃まで内需の強い高級レストランではさほど影響がなかったところもあるようですが、外国人観光客の多いレストランや大勢で集まって食事をするスタイルのレストランではより大きな影響があったと言われ、30%~40%程度売上源の影響があったと推測されています。


2021年5月台湾国内感染広まってしまい、中央流行疫情指揮センターは5月19日に警戒レベルを第3級に引き上げました。
外出時のマスク必須、建物に入る前の検温消毒や実名登録等が義務付けられ、在宅ワークをする人が増え、各方面に大きな影響がありました。

その中で食品業界が受けた大きな打撃と言えば、店内飲食が禁止になったこと。
多くの人は不要な外出を避けるため、ネットショップを利用し食材を買い求め、自炊をするようになったり、Uber Eatsやfoodpandaなどデリバリーサービスの利用も増加しました。

感染が落ち着いた8月以降、飲食店内での飲食が可能になりましたが、
3ヶ月間の間でどのような変化が起きたのでしょうか?

消費者の観点からみると
自炊率の増加約35%
持ち帰りの増加約19%
デリバリーの利用5%
冷凍食品など簡単に調理できる食品を食べるようになった約2%

そして、外食は安全ではないと感じ、「自炊の頻度を増やす」「家での食事」が新たなトレンドにとなりました。

飲食業界からの観点からみると
業績が10%近く落ち込んだ統一時代百貨台北店ではテイクアウトやデリバリーを強化し、食材のロスを防ぐため、人気メニューのみの案内としました。

観光客が多く訪れることでも有名な寧夏夜市はUber Eatsと連携を開始、数店舗でセットメニューを提供するなどし、お客さんへたくさんの選択肢を与えるととともに販売者同士でのビジネス成長を刺激し合いました。

香港点心を楽しめる添好運では、自炊する人が増えたため、家庭で気軽にミシュラン料理を食べれる冷凍食品セットを初めて販売しました。
また、人気飲食店数店がコラボし「聯名居家套餐7日組」と題して会社の枠を超えて人気冷凍食品をセット販売しました。

お店の雰囲気とともに食事を楽しむ食事高級レストランは本来ならばテイクアウトやデリバリーに向きませんが、一度にたくさんの料理を楽しめるよう人気メニューを組みあせたファミリーセットを提供しました。

このウイルスの流行は消費者の食習慣の変化は飲食業界に大きな影響と変化を与えました。そして、海外ですでに利用されているテイクアウトやクーポンなどを参考にしながら、新しいトレンドや時代の流れを取り入れながら戦略を取り入れていく必要があることも示しました。

Shipeeeでは食品を専門分野とした台湾進出を通信販売とオフライン販売の双方でご支援しております。
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