昨年末より医薬品不足が続いたため、衛生福利部は4月に「藥品供應通報處理中心(医薬品供給届出処理センター)」を設置、食藥署(FDA)は3月25日から6月5日までに計253件の医薬品不足が報告され、そのうち非代替医薬品は4件、特別輸入が3件、政府により特別輸入申請が1件であることを発表しました。
食藥署(FDA)の副署長によると3月25日に西洋薬供給情報プラットフォームが設立された以降、6月5日時点で、235件の医薬品不足が報告され、そのうち84件は不足なしと調査、132件の代替品の利用推奨、供給再開17件、準備中8件とのこと。
代替不可となったの、肺がん治療薬エヌトレクチニブ、不整脈治療薬アデノシン注射薬、不活化A型肝炎ワクチンの計4件で、これらの医薬品については、同成分の代替医薬品のプロジェクト輸入が承認され、輸入により補填が行われています。
また、抗拒絶反応薬「バシリキシマブ」についても1社が輸入申請しており、承認後、プラットフォーム上で関連情報を公開する予定です。
さらに、最近では感染症治療薬、抗生物質、呼吸器鎮静薬、胃腸薬などの需要増加に対応して、食藥署(FDA)は2月13日と5月30日に生産と輸入を増やし、原料を事前に注文し、原料医薬品の備蓄を増やし、十分な調整と生産能力を備えた企業が生産と供給を増やし、臨床参考のための不足医薬品の代替医薬品の情報提供に関する事を求める文書を発行しています。
参考:医薬品の現地輸入規則および留意点:台湾向け輸出
https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-090907.html
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