台湾の生卵

台湾人も大好きな卵料理。
ふかふかの饅頭に挟んで食べる卵焼き、滷肉飯に添えてある煮卵、どのコンビニに置いてある茶葉蛋。一日当たり平均して1人1個卵を消費すると言われています。

日本の卵料理と言えば、新鮮な卵を使った国民食である卵かけごはんや、たっぷりの卵を使った半熟のオムライスなどがありますね。

台湾では生卵はもちろん半熟の卵でさえ好んで食べる人はあまり見かけません。

台湾でも人気の日本食、かつ丼や親子丼頼むときに、しっかり火を入れるように頼む人もいますし、韓国料理屋で出てくるビビンバの上にのっている目玉焼きも完全に火が通っています。

なぜ、台湾では卵の生食が好まれないのでしょうか?

それは台湾の卵は食中毒を起こす可能性のあるサルモネラ菌の殺菌が十分に行われておらず、加熱して食べることが推奨されているからです。
事実、スーパーで見かける卵は常温で置かれていたり、賞味期限が約1ヶ月くらいと日本と比べるととっても長いため生食で食べることが想像できません。



2019年12月、台湾を拠点とし、東南アジアで食品・飼料事業や鶏肉サプライヤー展開する大成集団は食用油や小麦粉を扱う日本の大手食品会社である昭和産業株式会社との業務提携を発表しました。
そして、2022年9月完成を目指し、彰化縣城鄉に工場建設が始まりました。こちらの工場では台湾初となる選別、洗浄、卵処理等全行程を自動で行うシステムが導入される予定です。

日本の加工管理技術を取り入れて3年以内に生食可能な卵生産と台湾での卵市場のシェア拡大を目標としています。
台湾産の卵を使った卵かけご飯が食べられる日を期待したいと思います。