台湾への食品の輸出は事前検査が特に大事

通関で止められてしまうと、日本側の輸出社名と台湾側の輸入社名が公開されてしまいます。大事な商品そのものが廃棄となるリスクも怖いのですが、企業名公開となるとレピュテーションにも関わることから、弊社クライアント様には、輸出前の事前対策を必ずご依頼するようにしています。


台湾FDA 不適合食品一覧:https://www.fda.gov.tw/UnsafeFood/UnsafeFood.aspx

特に果物は不適合扱いを受ける商品の代表格です。
先月台湾が輸入する果物について記載しました。*フルーツ王国台湾における日本の果物の可能性:https://shipeee.com/blogs/blog/220113
果物は人気なだけに特に気をつけて輸出を進めたいですね。

不適合理由を更に調べてみましたところ、その理由のほとんどが「残留農薬」となっていました。

以下は衛生福利部食品薬物管理署が発表した2021年12月の違反実績になります。
⑴日本産食品等の違反件数・・・15件 
・その他国含む全違反件数・・・61件 (24.5%)
⑵日本産食品等の違反件数15件の中、残留農薬基準違反・・・12件 *ほとんどが残留農薬違反ですね(゚o゚; )
【不適合具体例】
・メロン・・・メパニピリム3件
・メロン・・・フェニトロチオン2件
・いちご・・・フルベンジアミド2件
・メロン・・・ルフェヌロン1件
・みかん・・・マンジプロパミド1件
・キウイフルーツ・・・フルバリネート1件
・いちご・・・フロニカミド1件
・シソの葉・・・ジノテフラン1件
・ユリの球・・・カドミウム1件
・ステビオール配糖体の食品添加物基準違反2件

公開リストを過去に遡って見てみると、紅茶フレーク(残留農薬)、抹茶フレーク(残留農薬)、美容ゼリー(甘味料)、食品容器(熱耐性)等、果物以外の加工品もしっかり止められているので果物以外も当然対策は必要です。*ちなみに食器、食品容器もしっかり検査対象なのでご注意ください!
コンテナに詰め込んだおいしい日本の果物が廃棄されるのは残念でなりません。そのような事態を避けるためにも輸出前の対策を講じた上で進めていただければと思います。

*台湾衛生福利部は2021年9月20日から2022年3月19日まで桃の水際検査の強化、2021年11月15日から2022年5月14日まで日本産のお茶またはマテ茶エキス、エッセンス、濃縮物及び、これを主成分とする調整品の水際検査の強化を発表しています。

Shipeeeでは食品を専門分野とした台湾進出を通信販売とオフライン販売の双方でご支援しております。
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