台湾での放射線検査行程レポート

写真:核能研究所

2022年2月に福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県の食品輸入が再開されました。 

過去記事:福島・茨城・栃木・群馬・千葉の計5県の食品輸入再開で必要となる手続きとは

輸入再開されたものの、いずれも市場に出回る前、バッチ毎に厳しい放射線検査を受ける必要があります。 これまでにも日本から輸入される食品について、年間平均で約16,000件放射能検査実施されていましたが、上記の法案以降、毎年8,000~10,000件増加すると予想され、検査室の最大検査能力を年間27,000件から35,200件に拡大し、検査員も増員されました。 海外から輸入された食品がどのように検査をされているのか、東森新聞が核能研究所を取材したレポートを参考に紹介します。 こちらでは月平均、約1200件、1日にして100件ほどの検査が行われています。 基隆港で採取されたサンプルにはサンプルコードとサンプル名が印字されおり、3段階の検査が行われます。 ・第1行程 検体受け取り時に、検査員が外箱をスキャンし、基準値を超えていないことを確認します。 外箱検査に合格した後、第2行程ではサンプルを採取するための加工が行われます。 ・第2行程 写真撮影の後、開封し内容物を攪拌し計量した後に、最も重要な第3行程へと進められます。 ・第3行程 攪拌されたサンプルを高純度ゲルマニウム検出器(High purity germanium detector)に投入します。この行程では放射性物質が含まれているかすぐに判別することが可能で、セシウム137が検出された場合、すぐにマークされます。 これまでの検査データや統計を見ると2022年以降、きのこ、干ししいたけ(3種)、濃縮ブルーベリージュースの計5サンプルから微量放射能が検出されましたが、ごく微量であり、また、基準値である100㏃/㎏以下でした。 食の安全を守るため、下記の7機関が財団法人全国認証基金会(TAF)と衛生福利部食薬署(TFDA)の2つの認証を取得し、年間70,000件検査対応可能です。 核能研究所(高純度ゲルマニウム検出器7台)、放射線検出センター(2台)、台電放射能研究所(5台)、食品薬品管理局中央管理センター(1台)、陽明交通大学(2台)、清華大学(2台)、屏東科技大(2台)。

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